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―「ファイティングポーズの詩」は、ドラマ『名探偵の掟』(テレビ朝日系金曜23時15分〜)の主題歌。この作品のために新たに書き下ろした作品ですか? 馬場「書き下ろしと言えると思いますが、厳密な話になると、原案となるものは以前からあったものです。僕は曲を作るときに映像というか、景色が浮かぶんですけれど、この曲はマイナーな曲調ということもあって、ウォームなメッセージよりは、ハードな場面だなと思っていました。そこに、主題歌のお話をいただいて、探偵というキーワードや、当たり前のセオリーを破っていくというような話であるということを伺ったことで、完成形に向かっていったんです」 ―ドラマからどんなヒントやインスピレーションを受けたのでしょうか。 馬場「自分のあこがれ、理想を歌っている感じですよね。ただ、冒頭の“名前も知らない女のベッドで目覚めてみるのもいい”みたいに、比喩が極端なところもありますけど(笑)、そうした世界観を伝えるために、さらにデフォルメして作って歌うわけですから。なんていうか、自分が失ってしまったもの、足りないものとかね、のどが渇いているんだけど、何を飲んでも渇きを潤せなくて、それを唯一満たしてくれるのが名前も知らない女性だった、例えばそういうシチュエーションなんじゃないかと思うわけですよ」 ―歌詞をみると全体的にダークな印象です。 馬場「ドラマで使ってもらうこともあって、世界観とは別のところで、キャッチーさというか、言葉の響きみたいなものもあったらいいなと思っていました。サビの「なんなんだ、なんなんだ」っていうのがありますけれど、それが出てきたら、自然と現状への不満になって行きましたね。あとそれに加えて、これは僕の感覚なんですが……、世の中、人生、うまくいかないことのほうが多いじゃないですか。自分の経験からしてもそう思うんです(笑)。失敗だとか、予想と違う結果だとかのほうが圧倒的に多い。でもそこで暗くなってしまうのではなく、そういう現実があってもまだ頑張りたい。そういうのを出して終わっていくのがいいなって思って」 |
![]() New Album 『延長戦を続ける大人たちへ』 馬場俊英 ドラマ『名探偵の掟』主題歌「ファイティングポーズの詩」をはじめ、全13曲を収録。 ワーナーミュージック・ジャパンより7月1日(水)発売。初回限定盤(CD+DVD)3800円、通常盤3150円(ともに税込)。シングル「ファイティングポーズの詩」(1200円・税込)も発売中。 |


